外傷

外傷 · 2025/05/30
かなり前ですが、手首を捻って痛めてしまい医療センターの専門医に診てもらいたいので、紹介状を書いてほしいと依頼されました。症状を確認し、手関節捻挫と書いて紹介状を出したのですが、回答書にはCRPSと記載され、初めてその疾患を知りました。CRPSは、軟部組織又は骨損傷後(Ⅰ型)、神経損傷後(Ⅱ型)に分類されます。接骨院に来る患者さんは主にⅠ型になります。固定除去後に筋力低下、皮膚や骨の萎縮、関節拘縮がみられ、臨床で判断します。治るまでに1年以上かかることもあります。冒頭の患者さんは当院の治療に関心を持ち、医療機器アキュスコープの施術を受けました。全く太刀打ちできない状況下、1週間が過ぎた頃、患部に巻いた導電ゴムシートに微弱電流(0.5Hz 600μA)を流し劇的に変化しました。2週間で症状の6割が改善し、全く予想していなかった結果に今も鮮明に憶えています。CRPS(Ⅰ型)は、患部をギプス固定または三角巾で吊って動かず2週間以上保持し、その間、常に交感神経が高ぶっていると発症のリスクが高まります。仕事や家事、勉強やスポーツで活動モードになっているときに交感神経の高ぶりを抑えているといいです。
外傷 · 2025/05/24
首が痛くてガクガク動いたり、首が回らない方は、頚椎1番の後方への動きがほとんどないと思われます。後方への動きは、頭の付け根の後頭下筋が関与します。後頭下筋は頭の位置を把握し微妙な伸縮を繰り返し、首から背中の脊柱起立筋に適切な緊張を促します。医療機器マイオパルスで後頭下筋と脊柱起立筋に微弱電流を流し、ゆっくり丁寧にアプローチすることで動きをよくし、動きに関連する痛みを和らげます。頚椎ヘルニアによる痛みや痺れは、医療機器アキュスコープでアプローチします。頚椎椎間板から脱出した部分と神経根が接触し、炎症を起こすと痛みを出します。炎症を抑える微弱電流を出力し、症状を和らげます。首の痛みは、頚椎ヘルニア、寝違い、むち打ちなど疾患ごとに微妙な違いがあります。痛みが急性なのか、慢性なのか、急性と慢性の間なのか、医療機器アキュスコープマイオパルスで痛みの種類を捉えて正しく丁寧に施術します。

外傷 · 2025/05/19
世の中には腰痛の治し方がたくさんあります。患者さんから自分にあった治し方に中々出会えなかったことを聞きます。花みずき接骨院は、そのような患者さんの訴えに応えられるように精一杯向き合い施術します。初めての方にとって、接骨院では何をするのか不安です。当院は、まず姿勢、歩き方、所作をみます。受傷したのかどうか、安静時痛や夜間痛はないか、医療機器アキュスコープに外傷のサインが出ていないか、内科疾患の疑いがないかみます。そのうえで、ぎっくり腰のような激しい痛みであれば、医療機器アキュスコープで炎症を抑え修復電流を流します。激痛ではないけれど急に腰痛を発症したり、起床時に常に腰痛を患っているような慢性的なものであれば、全身と局所を施術し腰痛を和らげます。全身の施術は、手技でファシアと呼ばれる全身を覆う組織を調整したり、医療機器ハイチャージで高周波を全身に流し原因を取り除いていきます。局所の施術は、医療機器アキュスコープマイオパルスで患部から発する異常値を読みとり、修復電流を出力し、正しく治していきます。腰痛でお困りの方にとって最良の結果を出せるように施術します。
外傷 · 2025/05/07
足首をひねって損傷することを足関節捻挫と言いますが、損傷する組織は、主に前距腓靭帯になります。損傷した組織の修復過程において、炎症期には白血球やマクロファージが速やかに集まり、炎症期が終息するとともに血管新生がはじまり、線維芽細胞などの修復に必要な物質が集まってきます。一般に炎症期は3日間です。その間、マイナスの電荷をもつ白血球やマクロファージと、プラスの電荷をもつ線維芽細胞を、医療機器アキュスコープマイオパルスが読み込み、人工的に作り出した修復電流を出力し、電気的に正しく修復します。正しくというのは、靭帯の再生で誤って軟骨や骨に分化させないということです。早期に回復することは大事ですが、最も大事なことは正しく修復することです。足関節捻挫は、反復性になれば、ある年齢を迎えたときに変形性関節症を発症するリスクがあります。早い時期に正しく治すことが大事です。