カテゴリ:微弱電流



今日は午後から雨の予報です。この時期にありがちな不調を和らげる治療を紹介します。調子を上げるには、前頭部や耳たぶに電極をつけて微弱な電流を15分ほど流します。周波数は8ヘルツ、刺激強度は100µA、非常に微弱です。適応範囲は疲労回復、筋緊張緩和、ストレス緩和、高血圧、不眠症、めまい、頭痛、器官の機能不全、蕁麻疹、全身に広がる放散痛です。効果がてき面に出る人、出にくい人、個人差がありますが、当院の臨床結果では、主に疲労回復、首肩の緊張緩和、不眠症に対し、患者さんから喜びの声を頂いております。私の場合、前頭部に15分通電後、からだの重心が整い、マッサージをするときに左右の親指に体重が均等にのります。不調やウィークポイントの改善に効果を期待できますので、ぜひどうぞ。
百会のツボを刺激して全身調整します。全身調整は、まずカラダの芯がどこになるのか確認します。立った姿勢で重心が前に寄っているのか、後ろに寄っているのか、左か右か、力の入り方を確認し、上半身に問題があるのか、下半身に問題があるのか判断します。その結果をもとに下半身に問題があれば両足から頭頂部(百会のツボ)に微弱な電流を1分ほど流します。上半身の問題なら両手から百会のツボに流します。野球をしている方なら、重心が丹田に落ち着き、球が重くなったり、速くなることが期待できます。格闘技をしている方なら、腰を入れた突き・蹴りができたり、間合いがわかりやすくなることが期待できます。

ヒトの脳波は8ヘルツから13ヘルツがアルファー波で、その周波数帯はリラクゼーション効果があるといいます。医療機器アキュスコープはその周波数帯をつかい、疲労回復、リラクゼーション、不眠症治療等をします。ちなみに急性外傷の場合、治療期間の後半で、患部に8ヘルツから13ヘルツを出力し、天気病みなどの諸症状が出てこないようにします。